こばりさブログ
アラサー女子が日々感じたことを残していく
エッセイブログです。
日々の記録

結婚記念日に夫への感謝を振り返る

先日は結婚記念日でした。夫と結婚して2年。

いつもよりちょっとだけオシャレしてランチへ。
それ以外は特別なことはなし。普段と変わらない一日。

ディナーどころかお手頃に済ませる作戦でランチにしたし、それに夜は見たい番組があったので早めに帰宅して、夜ご飯は家でたこ焼きつついてました。

学生の頃は、結婚記念日は旅行行ったり、贅沢なところでディナーしたいなって理想を思い描いてたけど、今はそういう記念日もたまにはいいけど基本普通でいいかなって気持ち。
あまり見栄を張ることもない、普通でも心地良い関係。
今後も特に見栄を張ることなく、それでも相手に対して愛しい感情は忘れない関係を続けていきたいです。

…と平和な結婚記念日を迎えられた訳なのですが、この一年は(出会って9-10年目の)夫に対して、振り返らずにはいられないぐらい今までで一番感謝してもしきれない一年でした。

疲弊していた日々

私は制作会社でWEBエンジニアとして働いてるのですが、繁閑の波がすごく納期まで不安が多く怯える日々を過ごす時があります。
(とはいえ仕事をいただけるのは本当に幸せなこと)

そして何より自分の技術力のなさに納品までの道のりが険しく、人に頼り過ぎて罪悪感を感じたり、疲れてるのに夜ちゃんと寝れないこともあります。

納品に怯える日々…
罪悪感…
夜寝れない…

と恐ろしい単語ばかり並べましたが(笑)
今年のGWあたりに仕事に追い込まれ余裕ゼロになった私は、本当に先述した状況に近い感じになり、色々と限界寸前になりました。
(当時は余裕ゼロであること自覚してませんでしたが、今考えると限界寸前だったと思う)

GWなのに、納期が確実に近づいてると思うと休みをまあ楽しめない。
仕事してる方が楽なんじゃないかと思うぐらい。
でも、一人で休日出勤しても技術力が未熟なもので誰かに聞きたいことがたくさんなので、まあ仕事が進まない。たくさん聞いて、人の時間を取ってしまうことに罪悪感もある。残業して赤字にならないか考えると残業申請するのも億劫。(残業申請しないと、勿論ただのタダ働き)

ってぐるぐるぐるぐる考えて、本当に悪循環でした。

そしてGW最終日。私のメンタルの異変に気付いた旦那。
旦那に心配され、そして私は子供のように号泣。笑

詳細は言えませんが、今仕事でメンタルがおかしくなってること。自分の効率の悪さとかで自分に嫌気がさしてる。とか、他にも色々全部話した記憶。
(今思うと、すごい支離滅裂な感じでとりあえず思ってることぶちまけた気がする…旦那ごめんよ。そして優しく聞いてくれてありがとう。)

ついには、エンジニアなんて向いてない…ジョブチェンジなんてしない方が良かったのかも…と不毛なこと呟き始めるどうしようもない自分。笑

そんな時、旦那がかけてくれた言葉で私は気持ちが楽になりました。

経験は人を救う

「そもそも残業は働き過ぎで業務が非効率になるもの。人間は何時間も効率良く働けるわけじゃない。」
「できないことをできないと言うのも仕事。」
「エンジニアになると決めて行動してきた経験を自分が無駄だと思った瞬間に無駄になる。」

私の話を聞いて、旦那にかけられた言葉です。

私とは物事の考え方が違うからこそ、私にとってかなり新鮮ではあったのですが、どれも妙に納得させられる言葉でした。

確かに、私は常に効率良く働かないといけないと思い込んでいたし、「できないって言うなんてそんな自分許せない」と思ってました。要するに、脳みそ(考え)が凝り固まって超視野が狭くなってました。

特に3つ目の言葉は、旦那の経験もありきの言葉だったので一番印象に残っています。
(旦那も過去に公務員になるために就職浪人したけど公務員試験に落ちた経験があったのですが、全く無駄だと思ってないし、むしろあの経験で決められた期間内でやり切る重要さを学び貴重な経験ができたと言っていた)
というか、実際に旦那の公務員試験に挫折した経験は私の心を救った訳ですから、その時点で経験が役に立ってますよね。
(悩みや辛かった経験って人間の深みを増させる要素になるんだと知った)

あれからというもの

あれからまだ数ヶ月しか経ってませんが、挫けそうな時はあの時かけてもらった言葉を思い出し、自分を冷静に保ちます。

(あまり詳細は言えませんが)
実際、かけてもらった言葉に影響され、とった行動が良い方向に繋がったりもしました。
旦那には感謝しかありません。

最後に

とにかく、この一年は旦那に救われたことを忘れてはいけない感謝の一年になりました。
今度は私が旦那に何か恩返しできるよう精一杯今を生きようと思います。

私と同じように、働き過ぎで心が疲れてたり、客観的に物事を見つめる余裕がなくなりただただ自分を責めてしまう方って意外と多いのではないでしょうか?

そんな方にこの記事が届いて心を救えたらいいな と願っています♩

ではまた。