こばりさブログ
アラサー女子が日々感じたことを残していく
エッセイブログです。
日々の記録

感動をありがとう⚾️

先日、私が応援している球団選手の引退セレモニーがありました。

野球に興味ないよ〜って方が多いかと思いますが、野球の知識に関連する話ではなく引退する選手の話がメインになりますので、是非最後まで読んでいただけると幸いです。

引退する選手自体は他にも何名かいらっしゃったのですが、引退セレモニーをする選手は2名でした。

一人は球団を長い間支えてきたベテラン選手(以下略:A選手)、もう一人は私がその球団を推すようになってから初めて好きになった選手(以下略:B選手)でした。

スポーツとは無縁だった自分

元々野球に限らず、スポーツ自体興味ありませんでした。
そんな私が何故推し球団ができるほど野球を好きになったかって?
完全に旦那の影響です。笑

野球が好きというより、その球団(以下略:A球団)が好き という表現の方があってるかもしれません。

元々が優勝とは程遠い弱小なA球団だったのもあり(?)、心なしかファンの応援も必死だったような気がします。
(勝利にしがみつくってこういうことなのかって体感した)
20年以上ぶりに優勝しそうな年には、試合に勝った後のインタビューで嬉し涙してる選手や熱いメッセージをファンに届けてるくれる選手もいました。
(そして、その後本当に優勝しました)
そんな雰囲気に、私は心を鷲掴みにされ、気付いたらハマっていきました。

言い訳しないかっこよさ

A球団で私は初めて好きな選手ができました。
(恋愛的な意味合いの「好き」に勘違いするような書き方してますが、尊敬するという意味の「好き」です。笑)

笑顔が眩しくて、守備が上手い。
そして国指定難病を患いながらも、野球を続けてる選手。

もちろんプレーも好きですが、病気と向き合いながらアスリートであり続ける背中を見て、より一層応援するようになりました。
プロである以上、病気を言い訳にプレーはしない。スタメンで野球を続けてる姿が本当にかっこよかった。
(B選手によって、病気でスポーツを諦めない勇気をもらった人も多いことでしょう。)

真剣に向き合ってきた人の言葉

引退が発表されてからは、彼らの引退会見、密着動画、引退セレモニーなど全部見ました。

彼らの言葉には想いがあり、決して軽いものではなく、何年も真剣に向き合い続けた人の重みがある(良い意味)言葉でした。

その中でも、私には彼らのある言葉が印象に残っています。
これらはいつまでも忘れたくない言葉なので、ブログに残しておきたいです。

まず、B選手(私が好きになった選手)の引退会見での言葉。

「守備ができなくなったら引退すると決めていた」

意外な言葉かもしれませんが、B選手が引退することに後悔なくやり切った気持ちが伝わってきて、なぜか私はその言葉を聞けてホッと安心しました。
(引退会見を見るまでは、直近のプレーミスによる未練が残った状態ので引退だと思っていたので…)

次にA選手(長年球団を支えたベテラン選手)の引退セレモニーでの言葉。

「どうか僕らにくれた声援を彼ら(A球団の選手)にもお願いします」

A選手へ送るファンの声援の量は、昔から正直他選手と比べても一番でした。だからこその言葉だと思います。
声援が選手の力になることを知っていて、後輩にも同じ声援をあげたいというA選手の優しい気持ちが伝わってきました。

応援することはその人の経験が体験できるということ

私にとって「応援する」とは、その人の経験が自分ごとのように感じ取れ、同じ経験をしたかのような気になれるものだと思ってます。

その経験は、感動のような良い感情だけでなく時にはしんどいし苦しい。でも、何かによって自分を成長させてくれます。
自分の平凡な人生の中では決して経験できない体験をさせてもらってる。そんな気持ちです。

だから、今後も誰かを応援し続ける。そんな人生を送っておきたいなと思ってます。

ではまた。

そういえば、引退発表されてから、選手の密着動画やグッズ、イベント準備などなど、本当に盛りだくさんでした。引退する選手だけでなく、広報の方もかなりハードだっただろうな。皆さん本当にお疲れ様。と想像できてしまうあたり、自分もすっかり大人になったんだと感じた。多分学生の時には、考えもしなかったであろう。